和食の要!日本人が愛する大豆製品「醤油」

 日本の食生活で欠かすことのできない大豆製品。豆腐や納豆、味噌や醤油など様々な方法で大豆を使った料理を食べています。そんな大豆製品の中でも和食には欠かせないのが「醤油」です。

今回ご紹介するのは1926年から石川県七尾市で醤油を作り続けている老舗「鳥居醤油店」。地元でつくられた大豆や小麦、塩を原材料に昔ながらの製法で手間ひまかけて醤油づくりを行っています。

 

完成まで2年。手の力を信じてつくる手づくり醤油

「子供の頃、風邪をひくと母親がおでこに手をあててくれる。おなかが痛いとき、手のひらをあててもらうと痛みが引くように人の手には不思議な力があります。」
できるかぎり「手」をかけて醤油をつくりたい。そんな思いから鳥居醤油店では大豆を洗うところから瓶へのラベル貼りまで作業工程は全て手作業で行われているそうです。

鳥居醤油の作り方
・大豆を洗い大釜で茹で、丁寧に煎じて粉砕した小麦と混ぜ合わせる。

・麹菌をふりかけて「種麹」をつくり、4日間寝かせ麹を育てる。

・塩と水が入った大きな桶の中で混ぜ合わせ「もろみ」をつくる。

・2年間じっくりと発酵熟成させたら、少しずつ絞り出す。

・釜へ移し約85度まで火入れ、冷ましてしろ過する。

・瓶へ詰めて完成。

 

「もろみ」も無駄にしない!お試しセット

【鳥居醤油 手づくり3点セット 1,720円(税込)】

2年間熟成した「しょうゆ」と、醤油を絞った後のもろみを乾燥させて粉にした「もろみ粉」、もろみ粉を能登産の塩とブレンドした「もろみ塩」のお試しセットです。


手のひらサイズで試しやすく、瓶はしっかり締まるスクリューキャップです。お土産にも最適ですね。


【鳥居醤油 しょうゆ】
材料は石川県珠洲産大豆、中能登産小麦、塩のみ。
2年間熟成した濃口な醤油です。ほんのり甘みがあります。


【もろみ粉・もろみ塩】
一般的に醤油をつくる際は捨ててしまう「もろみ」にはアミノ酸やビタミン・ミネラル等たくさんの栄養素が含まれているそうです。
いろんな料理にふりかけて、調味料として使ってみました!


【もろみ粉+サラダ】
カマンベールチーズと優しく香るもろみ粉が美味しい。発酵しているもの同士は相性が良いみたいです!「もろみ」の味って伝えるのが難しいんですが、大豆のような味噌のような日本人の私にはどこか懐かしい味がします。


【もろみ塩+ポテトフライ】
これは間違いないレシピです。カロリーが高いと知っていてもついつい食べたくなるポテトフライにもろみ塩をかけるだけで健康志向に。ホームパーティーでも喜ばれそう。

 

古き良き時代の日本を感じられるお店

いかがでしたか?「鳥居醤油店」はJR七尾駅から徒歩5分の好立地。
約100年前に建設されたという建物は国の文化財にも指定されています。歴史を感じる空間で醤油を堪能してみてくださいね。

 

鳥居醤油店

〒926-0806 石川県七尾市一本杉町29

tel:0767-52-0368

http://www.toriishouyu.jp/